相続対策をするには、まず財産の現状を知る必要があります。
預貯金であれば通帳で比較的簡単に調査できますが、不動産の場合は法務局で登記簿謄本、公図、測量図などを取らなければならず、なかなか簡単に調査ができません。
また調査してみると意外とこんなケースがよくあります。
・自分だけの名義だと思っていたら、実は親族の誰かと共有になっていた。
・すでに取引のない銀行の担保が残ったままになっていた。
・私道があり相続による名義変更が終わっていなかった。
・地目が現状に合っていなかった。
・境界がはっきり決まっていなかった。
・面積が現状と合っていなかった。
これらがあると相続対策も変わってきます。
相続対策をお考えであれば、まずは不動産の調査をされることをお勧めします。